名場面で読む聖書

名場面で読む聖書

著者:中見利男
定価 (税8%):¥1,296
(本体価格:¥1,200)
判型:新書上製
刊行年:2009-12-15
ISBNコード:978-4-584-13211-1

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内容紹介

世界最古のミステリーといわれ、人類史上最大のベストセラーである、聖書。
本書は、聖書に描かれている数々の名場面を取り上げ、豊富な図表と地図、わかりやすい解説で聖書の世界を紹介。
人類誕生の壮大なドラマである天地創造。史上初の「兄弟殺し」カインとアベルの悲劇。ノアの箱舟から始まった、人類の新たな物語。イエス・キリストの誕生秘話と謎に満ちた生涯……。
読み進むうちに、今と変わらぬドロドロとした欲望や、愛憎や嫉妬といった実に人間らしい感情がそこに描かれていることに気がつくことだろう。そう、聖書の世界とは、決して難解で特別なものではなく、非常に身近なもので、そこに綴られているさまざまなメッセージは、幾世紀をも経て今へと受け継がれ、現代社会においても息づいているのである。
いまや国際常識ともいえる聖書の知識を、気軽に得ることができる1冊である。旧約聖書・新約聖書の両方の魅力と見どころがぎっしり詰まった、面白くてためになる本を、ここに贈る。


【目次】

1 旧約聖書の世界
第1章 天地創造から夢の暗号解読者ヨセフの死まで ○天地創造―人類誕生の壮大なドラマ
○アダムとエバ―禁断の実に触れた男と女の物語 ○カインとアベルの悲劇―兄弟殺人事件 ○大洪水とノアの箱舟―神が下した人類の破滅とは? 
○バベルの塔―人類はなぜ世界共通語を持たないのか?
○アブラハムの物語―民族の父、アブラハム
○退廃の町、ソドムとゴモラ―明日は我が身の審判下る!
○塩の柱となったロトの妻―ついに退廃の町に神の審判が!
○近親相姦と近親憎悪―苦難のロトと、その娘たち
○神の授けた試練―愛するわが子を捧げものに
○祝福を奪い取れ―ヤコブの陰謀
○ヤコブの格闘―ひと晩中、神と闘って勝つ
○イスラエルの名称はどこからきたのか? BC 1600年ごろ ○ヨセフの夢占い―兄たちの怒りを買った夢
○ヨセフ・コード〈暗号〉とエジプトを襲う不気味な夢
○ヨセフ・コード〈暗号〉と夢のとおりに始まった飢饉

第2章 モーセの出エジプトと十戒――旧約聖書 ○苦難の日々―イスラエル人はなぜ虐げられたのか?
○モーセ誕生秘話―エジプトで過ごした若き日々
○燃える柴の奇跡―モーセと神との出会い
○モーセが下した一〇の災い―ファラオへの天誅
○葦の海の奇跡―そして海は真っ二つに割れた!
○荒れ野の旅―それでも神は見捨てない
○十戒とは何か?―神の降臨、名場面中の名場面!
○モーセの死―モーセはカナンに入れなかった

第3章 聖戦を指揮したヒーロー、ヒロインたち ○ヨルダン川渡河作戦―契約の箱が起こした奇跡
○エリコ攻略作戦―奇想天外! 七日間の聖戦とは?
○アイの陥落―ヨシュアのリベンジなるか?
○女士師デボラと青年バラク
○ギデオン、少数精鋭の戦い―神は数ではなく質を重視する ○エフタの悲劇―犠牲となった我が娘
○怪力サムソン―豪快で破天荒な士師
○サムソンとデリラ―領主に雇われた悪女デリラ
○ナオミとルツ―神に愛された嫁姑の美談とは?

第4章 ダビデの威光、ソロモンの栄華 ○神に選ばれたサムエル―士師時代の最後の預言者
○奪われた契約の箱―箱が起こした怪奇現象
○初代王、サウル―共同体から王制へ
○油を注がれた少年ダビデ―新たな王を求めたサムエル
○怪物ゴリアトを倒せ―少年ダビデの挑戦
○青年ダビデと王の嫉妬―サウルは千を討ち、ダビデは万を討った
○彷徨する王ダビデ
○逃亡者ダビデ―サウル王のもとから忽然と姿を消す
○イスラエルの王、ダビデ―エルサレムを創建
○不倫に走った大王の悲劇 ―アンモン人との戦いの最中に不倫に走ったダビデ
○アブサロムの復讐―王室崩壊
○ソロモンの栄華―純金の神殿を建設
○知恵の王、ソロモン―大岡裁きの原典
○ソロモン王朝の崩壊―人はなぜ増長するのか? ○王国の分裂―「三代目の悲劇」が王国を襲う
○北のイスラエル王国―神はこの国を見捨てたのか?
○南のユダ王国―バビロン捕囚という末路
○王を批判した預言者たち―民族を存続させようとした人々
○エルサレム再建―四万人の捕囚民が帰国
○ヨブの試練―真の信仰とは何か?

第5章 預言者たちの不思議な話 ○預言の巨人、イザヤ―イエスの出現を預言する
○涙の預言者、エレミヤ―激しい感情を吐露
○幻想預言者、エゼキエル―UFOを見た男!
○ダニエルの預言―夢で解いたバビロニアの運命
○北イスラエルの預言者アモス―「正義を洪水のように」
○回心したヨナ―神の愛は異邦人にも注がれている
○これが最後の審判だ!!―中性子爆弾!?を預言した預言者ゼカリヤ

『旧約聖書続編』~旧約聖書の続編にもあった感動物語
『トビト記』---天使がおりてきた町
『ユディト記』―女スパイ・ユディトの活躍

2 新約聖書の世界
第6章 イエスの生涯と奇跡 ○四つの福音書―イエスの言葉を現代に伝えるエヴァンゲリオン 
『マタイによる福音書』―-イエスの生涯を知っておこう-
○イエスの幼年時代と家族―ナザレでの生活
○ヨルダン川での洗礼―洗礼者ヨハネとは?
○悪魔との戦い―イエスは荒野で四〇日間の断食を開始
○弟子の召命―人間をとる漁師とは?
○イエスの名スピーチ―イエスに耳を傾ける群衆
○イエスの婚礼―水をぶどう酒に変えたカナのあ奇跡
○イエスの名場面―五〇〇〇人にパンと魚を与える
○イエスの名場面―ガリラヤ湖の奇跡
○イエスの名場面―さすがの救世主もヘコんだ町!
○イエスの戦い―「旧約」の巨人たちとイエス
○エルサレム入城―イエスの戦いとその幕開け
○ユダの裏切り―心の革命への不信感
○最後の晩餐―パンとぶどう酒の意味は? ○ゲッセマネの園―悲痛なイエスの祈り ○最高法院での不当裁判―イエスの受難の始まり
○ピラトの裁き―意外にもイエスの救出を試みたローマ総督
○イエスの死―イエスの最後の言葉に隠された秘密とは? ○イエスの名場面―イエスの復活。始まった神と人の新しい愛の契約

第7章 たとえ話とイエスの教え ○善きサマリア人―イエスの考える隣人とは? ○ラザロと金持ち―貧しき者の死後の行き先
○種をまく人―豊かな収穫をもたらす人は?
○放蕩息子―帰ってきた息子と父の愛 ○一匹の羊となくした銀貨―見つけた喜び ○一〇人のおとめ―物事に備える心の目 ○愚かな金持ち―神が授けたもの

第8章 使徒の戦いとヨハネの黙示録 ○ペトロ一世一代の演説―キリスト教会の誕生
○サウロの回心―迫害者から信者へ
○パウロの布教―海を渡るキリスト教
○ヨハネの黙示録―これが最後の審判だ!!

著者紹介

中見 利男(なかみ としお)

1959年岡山県生まれ。作家、ジャーナリスト。聖書や預言、暗号、童話研究の権威として著書、テレビ出演多数。海外でも高い評価を得ている。また暗号小説の第一人者として知られ、代表作の『太閤の復活祭~関ヶ原秘密指令』(角川春樹事務所)は、「2001年度本の雑誌が選ぶ総合ベスト10」にランクイン。現在もなお『ダ・ヴィンチ・コード』に勝るとも劣らぬ傑作との声が寄せられている。
主な著書は、『首相補佐官』『国連のナゾQ&A』(NHK出版)、『面白いほどよくわかる聖書のすべて』『面白いほどよくわかるユダヤ世界のすべて』(日本文芸社)ほか多数。最新刊に『「坂本龍馬の暗号」殺人事件』(宝島社)、『今でも怖い日本のおとぎ話』(角川春樹事務所)。

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